今回のお悩みは「嫉妬する自分をなんとかしたい」というものです。
らむねさん、こんにちは。
突然DMしてごめんなさい。ずっと悩んでいることがあって、思い切ってDMしてしまいました。
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私は21歳の大学生(女)です。
ゼミの先輩と付き合ってもうすぐ1年たつのですが、彼が同期で飲みに行ったり、バイト先の人と遊んだりするたびに、自分では抑えられないほどの「嫉妬心」に襲われます…。
よくないとはわかっているけど、私と一緒にいない間に彼に起こったことは「全部」知りたいんです。
ちょっと前までは、こんな自分が普通だと思っていました。
好きな人のことを全部知っておきたいって、普通のことですよね?
でも、友だちには「そんなに追いかけてると嫌われるよ」「俺なら別れる」と言われることが多くて、私が変なのかもしれないと悩んでます。
しかも、彼は私より先に就職するから、私が全然知らない世界の人になってしまうんですよね…。
彼が就職したあと、嫉妬せずに付き合っていける自信がありません。
以前は、誰と会っていたか、どんな遊びをしたか教えてくれたのに、最近はそういう話題を避けられている気もして。
こんな自分がイヤなのですが、どうしたら嫉妬をやめられますか?
らむねさんは嫉妬とかしない人だったらすみません。
私はあまり嫉妬しないほう。どっちかといえば、男性からの嫉妬が気になることが多いかも
嫉妬しちゃう自分を責める必要なんかない
まず前提として、私は嫉妬が悪いことだとは全然思わない。
嫉妬される相手も辛いかもしれないけど、嫉妬するほうもめちゃくちゃ精神をすり減らしてるのがわかるから。
よくないのは、その感情をうまくコントロールできないこと。
逆に、コントロールできれば問題ないことが多い。
ぜったいに自分を責めないことが大切。
まずは「嫉妬しちゃう自分」を認める。そのうえで、できる対策は2つあるよ
嫉妬する自分を肯定できたら、次は具体的な対策をたてよう。
私が効果があると思う「嫉妬心を解決する方法」はつぎの2つ。
- 嫉妬心を別の感情に変換する
- 嫉妬心と共存する
①がうまくいかなかったら②を選ぶ。
無理に嫉妬をやめるといつか反動がくるから、嫉妬心がふくらんでどうしようもなくなる前に、だまされたと思って順番に試してみて。
①嫉妬心を別の感情に変換する
嫉妬心をネガティブな感情として封じ込めるのではなく、別の感情に変えてしまえばいい。
たとえばこんな感じ。
- 今どこで何してるの?(嫉妬) ⇒ 最近忙しそうだったから、体調が心配だな(「心配」に変換)
- 連絡が遅い、誰といるの?(嫉妬) ⇒ 連絡あるまで自由時間を楽しんじゃお(「ラッキー」に変換)
- 元カノを忘れてないのかも?(嫉妬) ⇒ 今は私を選んだのよね(「満足」に変換)
嫉妬心を別の感情に変換するには、ちょっとした訓練だと思ってやってみるのがコツ。
最初は無理やり感があるかもだけど、訓練しているうちに不思議とできるようになるよ。
実は、上の変換後の言葉は、「嫉妬でグルグル悩んでる友だち」に私がよく言ってること。
友だちが「彼からの連絡が遅い!」「どこで何をしてるかわからない、不安でつらい…」となっていたら、すかさず変換!
「◯◯君、最近予定入れすぎだよね~。体調大丈夫かな。ちょっと休んだほうがいいのにね」って。
もちろん、そんなに簡単に嫉妬心は消えない。
でも、嫉妬を別の感情に変換してると、彼にもちゃんと伝わる!
これが最大のポイント。
女子が「嫉妬」を「別の感情(心配やラッキーや満足)」に変えていると、彼の感情はこんな風になっていくよ。
- 「心配かけないように、予定をこまめに知らせよう」
- 俺がいない間、なんかめっちゃ楽しんでる…。ていうか、俺のこと忘れてない?
- 元カノより、やっぱり今カノを大切にしたい
女子の嫉妬でギクシャクしてた2人なら、この方法で結構回復するはず。
②嫉妬心と共存する
とはいっても、嫉妬心はコントロールが難しい感情だから、「ほかの感情に変換」がうまくいかないこともある。
そんなときは、もう思い切って「嫉妬心と共存」しちゃおう。
つまり、「嫉妬している自分を隠さず出してしまおう!」作戦です。
ここでの最大のポイントは、いかに上手に嫉妬心を相手に伝えるか。
言葉でも態度でもいいから、自分のできそうな方法で「嫉妬している」ことを相手に伝えちゃいましょう。
ストレートに伝える:「○○くんたちと楽しそうでヤキモチ妬いちゃった」
かわいい言葉を駆使する:「ちょっとだけ寂しいな」「もっと一緒にいたい」
冗談っぽく伝える:「○○くん、人気者だから大変だね。私だってもっと構ってほしいんだぞ!」
甘える:普段よりも甘えてみたり、少しだけ拗ねてみたり
寂しそうな態度をみせる:彼に「もっと構ってあげたい」と思わせる
少しだけ無視してみる:彼が焦るくらい、あえて距離をとる
態度で伝えるのは結構ハードルが高め。別の意味にとられたりして、うまく伝わらないことも。
私のおすすめは、「私はいま嫉妬しているよ!」と言葉で上手に伝えること。
彼がリラックスしているタイミングをみはからって、さらっと(←ここ大事!)伝えてみて。
男性は察するのが下手だから、逆にストレートに教えてあげるほうが成功率が上がるよ。
嫉妬が多い人なら、3回に1回くらいは伝えることで、自分のなかにたまったモヤモヤを放出できます。
私はどうして嫉妬心がないのか考えてみた
ちょっとここで脱線。
私はそもそもどうして嫉妬心がないのか、考えてみた。
彼氏のSNSのアカウントも知らないし、誰とよくLINEをしているのかよく知らない。交友関係もあまり把握してないかも。
でも、全然気にならない。
友だちにこれを言うと、100%の人が「彼のこと、そんなに好きじゃないってことじゃない?」と言う。
でもさ。
好きだからこそ、彼が私に伝えてない部分まで知りたくないの。
「自分が確認できる彼」=「彼のすべて」
で、十分しあわせなの。
今誰と会っているのか、本当は元カノを忘れてないかもとか、知らなくていいし、知りたくないのよ。
問題は、付き合う彼は嫉妬が激しい人が多いこと。これは、私のこういう性格が原因なのかも。
嫉妬と上手に向き合うのがベスト
一番よくないのは、「嫉妬心を無理に封じようとする」ことだと思う。
封じた結果とんでもない爆発を起こすことだってある。
- 相手が負担に感じるほどの嫉妬をぶつけてしまう
- 嫉妬を封じ込めて苦しむ
理想の恋愛をするには、この2つだけは避けよう。
自分の嫉妬をコントロールできるのは自分だけだよ